10月23日福島空港に着陸した飛行機。遠く離れた沖縄からのチャーター便だ。沖縄の人たちが体験したものとは?
「いま沖縄からのチャーター便が到着しました。機体のラッピングもピンク色でかわいらしいです」
23日朝、福島空港に降り立ったジンベイザメ柄の飛行機。その柄でわかるとおり沖縄からやってきたチャーター便だ。今回はJAおきなわの女性たちが参加するツアーで、赤ベコのキーホルダーを配り、歓迎した。
そして、向かった先は…下郷町の大内宿。
沖縄の人たちは江戸時代の雰囲気が残る街並みを興味深そうに眺めながら歩いた。
ツアー参加者は「福島まで行くっていうのはなかなか個人では行けないので、ツアーがあることによって参加することができたので、また続けてやってほしいなって思います」と話す。
食べて・泊まって・買って、福島を応援しようと企画されたこのツアー。参加した女性たちは東日本大震災以降、被災地支援の交流を続けていて、12年ぶりの福島訪問だ。
古民家での昼食は郷土料理。味わってみると…「う~ん、おいしい。本当優しい味ね」
こづゆや山菜そばなど会津地方の味覚を味わった。
「あ、こづゆもとても美味しかった。いろんな材料が入ってて、はい。とてもおいしかったです。満足です」「沖縄と違って、自然とかもいろいろな料理とかがあって、自然とかもまったく違うから、なんか新鮮な感じがいっぱいする」と参加者は話した。
福島県の空港交流課によると、福島と沖縄を結ぶチャーター便は2025年1月までに16便が予定されている。
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